防災科研「令和元年度成果発表会」に参加
2月13日に防災科学技術研究所(防災科研)
「令和元年度成果発表会」に参加しました。
今年の発表会のサブタイトルが
~最近の広域大規模風水害に学ぶ~
これは!と思い、参加申し込みしたのでした。
会場は東京国際フォーラム
第1部は研究所のみなさんによる研究発表
第2部のポスター発表をはさみ
第3部はゲストに池上彰さんを迎えた対談
という3部構成です。
第1部の発表は7題
「知る 備える 行動する」がキーワードです。
マイ・タイムラインのワークショップの際に
お目にかかった
総合防災情報センターの取出新吾さんもご発表
台風接近時など
いろんなサイトを見に行かなければならない煩わしさを解決!
情報を一緒くたに見ることができる
防災科研クライシスレスポンスサイトポータルサイト
こういうポータルサイト助かりますよね。
Dr.ナダレンジャーも登場
防災に興味のない人をも惹きつけるノウハウ
流石です。
第2部ポスター発表で取出さんと再会♪
てんコロ.学会2019でもお目にかかった
三隅良平さんもいらっしゃいました。
東京スカイツリーでの雲粒直接観測のお話
直接観測データって貴重です。
第3部は防災科研の林理事長と
池上彰さんの対談
池上さんは第1部でもコメントされてましたが
終始、一般の方々の感覚で
「それじゃ、わからないですよね」とバッサリw
業界人がつい使ってしまうカタカナ言葉
日頃使わない漢字ばかりの専門用語を
「こういうことでしょ?」と言い換えてくださってました。
私も、みなさんに伝わる言葉選びを、
ごっくん!と飲み込みやすいように
熱すぎず冷たすぎない
ひと肌くらいの表現を目指していますので
ものすごく参考になりました。
ゲリラ豪雨っていう言葉をテレビ番組で使ったら
若手の番組制作スタッフが
ゲリラというものを知らなくて
そもそもゲリラとは?という話から
しなければならなかったというエピソードも。
その時代その時代で
伝わる言葉も変化していきますものね。
奥が深いです。
この対談では会場からリアルタイムで質問を共有できる
sli.doというシステムが使われました。
私の意見も取り上げてくださいましたよ♪
池上彰さんの言葉選びのセンスと
「災害現場に赴くことが大事。現場を忘れちゃダメ!」
という信念、勉強になりました。
そして防災科研のみなさまのお取り組み
横断的な役割、期待しています。
ありがとうございました!