2018年をふり返って~気象関連を中心に

あまりに多くて

今月12日には

2018年の「今年の漢字」が発表されましたが

「災」という文字が選ばれましたよね。

 

自然災害が多かった年ですが、

ほんとにいろいろあったので1月から順に思い出してみますね。

 

1月から3月

まず1月。

1月下旬から2月上旬にかけては

非常に強い寒気が流れ込み

全国的にものすごく寒い日が続きました。

 

22日から23日未明にかけて

関東地方でも大雪が降りました。

 

そして2月

3日から8日にかけて

北日本から西日本の日本海側を中心に断続的に雪が降り、

特に、福井県福井市では、記録的な大雪となりました。

(2018年2月8日福井県の豪雪 Wikipediaより)

 

3月になって

今年の桜、ソメイヨシノの開花は早かったですね。

観測史上もっとも早く満開となった地域がたくさんありました。

 

ちょっと飛んで・・・

6月。

18日には大阪府北部を震源とする地震が発生。

最大震度6弱を観測しました。

 

小学校の道路沿いのブロック塀が倒壊して

小学生が犠牲になってしまったことが波紋を呼びました。

(国土交通省住宅局 平成30年8月3日資料
「大阪府北部を震源とする地震に係る建築物
等の被害状況と今後の取組みについて」より)

 

今年の梅雨はというと、

6月29日に関東甲信地方で梅雨明けの発表がありました。

これまでで最も早い梅雨明けで、

6月中に発表されるのは初めてのことでした。

 

平成最悪の豪雨災害

そして7月。

平成30年7月豪雨、いわゆる西日本豪雨が起きてしまいます。

 

気象庁は合計11府県に「大雨特別警報」を発表し

最大限の警戒を呼びかけました。

 

広い範囲で河川の氾濫や浸水害、土砂災害が多発。

(岡山県倉敷市真備町付近
※7月9日と被災前平成19年10月の比較撮影

国土地理院ホームページより)

 

亡くなった方が200人を超える

平成最悪の豪雨災害となってしまいました。

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暑かった!

そして今年の夏。暑かったですね。

7月23日には熊谷市で最高気温41.1℃と

日本歴代最高を更新。

7月に熱中症で救急搬送された人は

全国で5万4220人と過去最多を記録しました。

 

気象庁が「災害級の暑さ」という言葉で

警戒を呼び掛けたほどでした。

 

台風・地震・台風の9月

そして9月。

3日~5日にかけて近畿地方を縦断した

台風第21号では、高潮が発生。

(大阪管区気象台 平成 30 年 9 月 4 日の台風第 21 号による
暴風と大雨、高潮に関する大阪府の気象速報より大阪の潮位実況図)

 

関西国際空港が水びたしになった映像が衝撃的でした。

 

そんなニュースが流れる中、

9月6日には平成30年北海道胆振東部地震が発生してしまいます。

 

厚真町を中心に広い範囲で土砂崩れが発生。

(北海道厚真町吉野被災前後の比較 国土地理院ホームページより)

 

北海道電力管内のほぼ全域で電力が止まる

「ブラックアウト」が史上初めて起こりました。

 

そして、9月28日~10月1日にかけて

本州を横断した台風第24号。

 

首都圏の交通機関が事前の計画運休を初めて実施しましたし、

横須賀でも夜中の暴風、怖かったですよね。

 

関東から東海の広い範囲で塩害も発生しました。

 

忘れていく生き物ですが

駆け足で振り返りましたが、

忘れてしまっていたことも多かったです。

 

人間は、つらかったことは

忘れていくものなのかもしれませんが、

自然災害では悲劇を繰り返さないために、

忘れないで伝えていかなければならないこともあります。

 

わたしも、気象予報士として防災士として

できること、していきたいと考えています。

 

2019年が

おだやかな、しあわせいっぱいの日々にりますように。

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