気象レーダーについて~雨雲・雪雲を見張っています

見たことあるはず まあるいドーム

雨雲や雪雲の様子を表すレーダー画像

 

気象レーダーってどこにあるの?といいますと

三浦半島の皆さんですと大楠山の頂上ですね。

 

突端がまあるいドーム状をした

タワーが立っていますでしょ?

 

あれは国土交通省が設置しているレーダーですね。

 

てっぺんの丸いドームは

レドームっていいます。

レドームの中にレーダーが設置してあって

中でくるくる回りながら

空に向かって電波を発射して観測しています。

 

ちなみに、飛行機の先っぽの丸いところも

中にレーダーが入っていて、いわばレドームなんですよね。

 

1基の気象レーダーが観測できるのは

半径数百kmの範囲

 

国土のほぼ全域をカバーするように

気象庁によって20か所

国土交通省によって26か所にレーダー

(気象庁ホームページより)

山の上とか建物の屋上、党のてっぺんなどに

配置されています。

スポンサーリンク


雨の様子が分かるメカニズム

気象レーダーから

空に向かって発射された電波は

雨粒に当たると、はね返って

気象レーダーに戻ってきます。

 

雨粒が大きいほど

はね返ってくる電波が強くなることから

電波の強さをはかることにより

降っている雨の強さがわかります。

 

電波がはね返って

気象レーダーに戻ってくるまでの時間から

雨が降っている場所が

どれだけレーダーから離れているかがわかります。

 

さらに、戻ってきた電波の周波数

周波数は電波の波の細かさですね

それのずれから雨粒の動き方

つまり雨が降っているエリアが

近づいているのか、遠ざかっているのかがわかり

つまり、どんな風が吹いているかまで

知ることが出来るのです。

(気象庁ホームページより)

これはドップラー効果

あの救急車のピーポーピーポーという音の高さが

近づいてくる時と離れていく時で

違うことの原理として習ったあれです。

 

そのドップラー効果を使っているので

ドップラーレーダーと呼ばれます。

 

最近のドップラーレーダーは

縦横2種類の波を同時に発信できるタイプがあり

それを使うと、雲の中の粒の種類

雨粒なのか氷の粒なのか等も知ることが出来ます。

(気象庁ホームページより)

皆さんも、レドームを見つけたら

雨の様子を見張ってくれているだなって

思ってくださいね。

スポンサーリンク


Follow me!