シン・気象庁ホームページ 改善ポイント~ちょっとマニアックかも

よくみたら こんなことも

新しくなった気象庁ホームページでは

よく見ないと気づかないような

ちょっとマニアックな改善もありまして

そのいくつかをご紹介しますね。

 

まず「今後の雨」(解析雨量・降水短時間予報)

というコンテンツ

 

これは、レーダーとアメダスで観測された

降水量の値から作成した降水量の分布と

15時間先までの1時間ごとの降水量分布を

予想したものを表示するもの。

 

地図上で色分けされるものですけれど

今回、1時間雨量だけでなく

3時間雨量、24時間雨量も切り替えて

表示できるようになったんですね。

(一部加筆)

さらに、地図を拡大していきますと

予想雨量の数値も表示されるようになりました。

これ防災上、活用できる情報だと思います✨

 

ちなみに、もっと細かいことをいっちゃうと

6時間先までの降水量予測は10分毎

7時間先から15時間先までの降水量予測は

1時間ごとに更新されます。

早期注意情報(警戒レベル1)にも

早期注意情報(警報級の可能性)という

コンテンツも改善がなされてまして

 

この早期注意情報は、5日先までに

雨、雪、風、波について

警報級の現象が予想されているときに

その可能性を天気予報の対象地域と同じ発表単位で

[高]、[中]、可能性[なし]の3段階で

発表しているもので・・

 

警報級の可能性の[高]は、まあいいとして

[中]って、どういう意味なのかというと

可能性は高くなくても

場合によっては警報級になるかも、というときに

[中]という表現で出しています。

 

以前は可能性の高い時間帯が色塗りされて

[中]とか[高]とか書いてあっただけでしたが

新しいHPでは

大雨の1時間・3時間・24時間の最大雨量や

大雪の6・24時間最大降雪量

暴風(雪)の 最大風速、波浪の波の高さといった

予想されている数値データも

見ることができるようになったんです。

これも、防災上はとっても参考になります。

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どこで危険が高まってるか?一目で

もう一つご紹介すると

「大雨危険度」というコンテンツ

地図で全国の発表状況が分かるようになったんです。

県単位の広さでどのへんで

危険度が高まっているのか確認できたら

拡大表示してみます。

 

すると、どこの市町村で危険度が

高まっているのかわかり

その市町村をクリックすると

なんで危険度が高まっているのか・・・

土砂災害の危険が高まっているのか

川があふれそうになっているのか

それぞれの危険度分布という情報で

確認できるようになってます。

ちなみに、大雨危険度は10分毎に更新されますので

最新の内容を利用しましょう。

 

今回は、ちょっとマニアックなお話をしてしまいましたが

つまり、かなり詳しい情報がみなさんでも

見ることができるようになったということなんです。

 

数字などデータの見方が分からない方は

お近くの気象予報士へ!

 

あれ?お近くにはいませんか?

もう1万人以上いますので

案外いるかもしれませんよ。

(画像は全て気象庁ホームページより)

 

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