予報用語について~独特な言い回しには意味がある

あまり使われない言葉でも

天気予報などでみなさんも見聞きする

気象庁が発表する情報

言い回しというか用語が独特だなあって

感じされたことありませんか?

夜のはじめ頃とか

 

毎日何気なく聞いていると

スルーしちゃいそうですけど

よくよく考えると、先ほどの夜のはじめ頃とか

「何時頃なんだろう?」って、思いませんか?

 

これら天気予報などで使われている言葉は

気象庁によって予報用語として定められています。

4つの観点を大切にした結果です

結構細かく決められているんですけど

4つの観点に基づいて決めているそう。

 

一つ目は明確であること。

情報を受けとった人に

正しく意味が伝わるように、っていうことですね。

 

ただし、天気予報って、例えば「曇り時々雨」みたいな

不確かさというものも伝えなければなりません。

それらを表す言葉には、一定のルールを決めてます。

 

二つ目は平易さ、難しくないってことですね。

専門的な用語は最小限にするとしています。

 

三つめは聞き取りやすさ

これはラジオなど音声の情報として伝える時には

大事ですね。

日本語は文字で見ると一目瞭然でも

音になるとわかりにくくなる言葉ってありますものね。

 

そして、四つ目は時代に適合すること。

言葉は時代とともに変化していきますものね。

 

これら4つの観点から

報道機関などの意見も取り入れつつ

予報用語を決めているそうです。

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夕方は何時頃?

時間帯を表す予報用語をご紹介しましょう。

 

みなさんは「夕方」って何時ごろを

イメージされますか?

良くクイズとしてお聴きするんですけど

①15時から18時

②16時から19時

③日没時刻前後の3時間 という3択にしたら

みなさんは何番と思いますか?

 

答えは①15時から18時なんです。

 

季節によって、また人によって

「夕方」の時間帯のイメージってあると思いますが

気象庁では一年中同じ言い方をします。

 

気象庁では1日を3時間ごとに区切って

それぞれ時間帯を表す用語を決めています。

午前0時から3時は「未明」

午前3時から6時は「明け方」といった具合です。

そのあとは順に「朝」「昼前」「昼過ぎ」「夕方」

「夜の初め頃」「夜遅く」となります。

 

「夕方」は午後3時から午後6時まで

時間帯を指すわけです。

 

初めにお話した「夜のはじめ頃」は

午後6時から午後9時ですね。

 

こんな風に予報用語って

結構「へえ~」と思うことがありますので

またご紹介しますね。

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