気象警報が出るかどうか?知る方法~わたしもよく使っています
①早期注意情報を見る
みなさんは、大切な予定があったり
学校が休校になるのかならないのか気になったり、と
大雨警報などの気象警報が出るかどうかを
知りたいと思うことはありませんか?
それを知るには、まず早期注意情報という情報を
見るという方法があります。
(気象庁ホームページより)
以前は警報級の可能性という名称だったのですが
警戒レベルの導入に伴って
早期注意情報という名称に変わりました。
予報官さんの秘めた思い?
この情報は、毎日、地元の気象台から
1日3回発表されます。
5日先までに、雨、雪、風、波について
警報級の現象が予想されているときに
その可能性を、天気予報の対象地域と同じ発表単位で
[高]、[中]、可能性[なし]の3段階で発表しています。
神奈川県の場合ですと
「明日の西部の大雨の早期注意情報、
警報級の可能性は[中]です。」といった具合。
警報級の可能性[高]は、まあいいとして
[中]って、どういう意味なの?って思いませんか?
可能性は高くなくても
場合によっては警報級になるかも、というときに
[中]という表現で出しているんですね。
これは「社会に大きな影響を与える現象については
可能性が高くなくても
そのおそれを積極的に伝えていこう」という
考え方に基づいたもの。
予報官さんの内に秘めた思いを
警報級の可能性[中]という形で
世の中に発表したって言えばわかりやすいでしょうかね。
(総合パンフレット「気象庁」より)
ちなみに、この早期注意情報は
[中]でも[高]でも
5段階の警戒レベルの「レベル1」
に位置付けられています。
(気象庁ホームページより)
警戒レベル1は
「災害への心構えを高める」という段階ですので、
「明日はひょっとしたら、
災害が起きるような事態になるかも。
出かけるか、やめるか。
明日朝の天気予報を見てから決めよう。」
というように
いつもより気象情報を気にして
過ごしていただきたいと思います。
②注意報の内容をみる
警報が出るのかを知る方法のもう一つは
注意報の内容を確認するというものです。
警報も注意報も、気象庁ホームページでは
市町村ごとに、その詳しい内容を見ることができます。
警報級や注意報級の現象が予想される
3時間ごとの時間帯を、それぞれ
赤、黄色で色分けして表示するなど
危険度とその切迫度が一目で分かるようになっています。
(気象庁ホームページより)
さらに、雨量、風速、などの予想されている値も
時間帯ごとに数字で書かれています。
これを見れば、この先
警報級になるのかどうか
それは何時ころかが一目でわかるのでおすすめです。
以上の二つの情報、早期注意情報と
注意報での警報の可能性の表示は
気象庁ホームページで見ることができます。
私もよく使っています。
いちど確認してみてくださいね。