大雨警報と洪水警報について~少しくわしく

大雨という”現象”がひきおこす”災害”

大雨が降ると

どのような災害が起きるのかを考えみましょう。

 

雨がたくさん降って、ある限界を越えると

がけ崩れや土石流といった土砂災害

下水などがあふれてしまい水びたしになってしまう

浸水害が発生します。

 

さらに、降った雨が川に集まってくると

河川が増水して川があふれる洪水を発生させます。

気象庁ではこれらの災害のおそれがあるとき

大雨警報(土砂災害)

大雨警報(浸水害)を発表したり

洪水警報を発表したりします。

 

基準は”指数”

その大雨警報や洪水警報

以前は雨の量、1時間とか24時間で

何ミリの雨が降るといった雨の量を

基準にしていたのですけれど

今は指数というものを基準にしています。

 

具体的には大雨警報(土砂災害)の基準は

土壌雨量指数

大雨警報(浸水害)の基準は表面雨量指数

洪水警報は流域雨量指数っていう名前の指数です。

 

土壌雨量指数は、その地域の地面が

どれくらい水を含んでグショグショに

なっているかをあらわしていて

表面雨量指数は、その地域の低い土地に

どれくらい水で溜まっているかをあらわしていて

流域雨量指数はこれまでに降った雨が

どれくらい川に集まってきたかを表している

といったイメージかな。

過去の土砂災害、浸水害や洪水害と

そのときの指数との関係をあらかじめ調査して

それぞれの警報の発表基準を市町村ごとに

作成してあるのです。

 

そして、実際の大雨の時は、

それぞれの指数が基準を超えると判断したら

その指数の種類に応じて

それぞれの警報を発表するという仕組みです。

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警報が発表されているのを知ったら

大雨警報を含む警報というものは

今は市町村単位で発表されています。

 

ですから、大雨警報や洪水警報が発表されたら

市町村の中でも、どこの地域で

どの災害の危険度が高まっているのか?

みなさんのお住まいの地域が対象になっているのか?

以前もお話した気象庁ホームページの

危険度分布という情報で確認してください。

(気象庁ホームページより)

2019年6月から運用開始された

大雨の警戒レベルの中では

大雨警報(土砂災害)や洪水警報は

警戒レベル3に相当します。

警戒レベル3は市町村から

「避難準備・高齢者等避難開始」という情報が発令される段階。

 

避難の時間が足りなくなりがちな方は、

そろそろ避難の準備をしたり

自主的に避難を始めたりましょうという段階です。

 

ですから、大雨警報や洪水警報の発表を知ったら

高齢の方だけでなく、体の不自由な方

小さいお子さんをお持ちの方

それに、がけや川の近くに住んでいる方々など

あっという間に危険な状況になる地域の方などは

早めに安全を確保する行動を検討して

必要なら行動を起こしていただきたいです。

 

ただし、相手は自然です。

 

空振り=警報がでても災害が起きなかった

ということだってあります。

 

でも、今回も大丈夫!なんて

自分に都合のいいように思わずに

ご自身の身を守るために

上手に情報を活かしていただきたいと思います。

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