台風の航空機観測について~公開気象講演会に参加してきました
天空の城ラピュタの世界へ
ジュニアセッションの模様をお伝えしましたが
つくばまで赴いたもう一つの目的は
公開気象講演会に参加すること。
今回のお題は
昨年10月に行なわれた
台風第21号の航空機での観測についてのお話です。
航空機で台風の眼の中に飛び込んで
観測してきたというお話と映像。
そこに至るまでの観測機器開発秘話
そして観測当日の様子は
まさにプロジェクト○の世界。
琉球大学 山田広幸准教授による
台風の航空機観測のお話は必見。
「台風と目が合った瞬間」
台風の目の中に入った時の映像は
まさにラピュタの世界。
ダイナミックで美しかったです。
台風は大きな災害ももたらしますので
不謹慎な!と言われてしまうかもしれませんけれど
私も台風の目の中に飛んで行って
この目でラピュタの世界を見てみたいです(*^-^*)
日本は強い熱帯低気圧のコース上に
日本は毎年台風によって
大きな被害を被っています。
一回の台風被害で1000憶円以上の保険金が
支払われることもあるそうです。
日本は台風の通り道にあります。
上の図は台風・サイクロン・ハリケーンといった
熱帯低気圧のコースの記録。(出典 NOAA)
赤っぽい線ほど強い熱帯低気圧です。
世界的にみても日本は
強い熱帯低気圧の通り道にあることが分かります。
ほんとに台風の予報の精度を上げることって
みなさんの命や財産をまもるために
とても意味あることですよね。
航空機で台風に近づいて
直接採ったデータは、
台風の予報の精度を挙げるために
とっても役に立つんです。
確かに危険も伴いますけれど
安全性を高めるための検証も行われています。
航空機での観測は
お金もかかるんですが
支払われる保険金の額に比べたら
わずかな金額。
なんとか続けていただきたいです。
(私も乗りたいなあ・・・小声)