高岡市伏木気象資料館へ~旧伏木測候所
中谷宇吉郎 雪の科学館の帰り
もう一箇所立ち寄ったのが
旧伏木測候所です
伏木測候所は明治16年
伏木港の回船問屋 藤井能三氏により
全国初の私立測候所として設立されました。
港から現在の高台に移転したのが明治25年
建物 とってもハイカラなデザインですね
戦火を免れた近代化遺産のひとつとして
そしてわが国の気象観測の発展を
うかがい知ることのできる建物として
登録有形文化財に登録されているそうです。
平成10年3月の測候所自動化(無人化)に伴い
こちらも測候所としては幕を閉じたのですが
伏木特別地域気象観測所として
現在も気象観測は続けています。
風速計と日照計は測風塔に設置
100年以上も観測を続けているのは貴重✨
庁舎内には観測記録や観測機器などが展示されています
当時は風向や天気、暴風警報等の情報は
旗の柄や提灯での数で知らせていたんですね!
手書きの観測記録に
”測候所魂”といわれるものを
ひしひしと感じました✨
長期間の観測記録は、私たちの将来に影響する
気候変動予測にも重要な役割を持っています。
絶えず観測を続けてくださったこと、感謝ですね。