毎度おなじみ!~層積雲

もっともよく目にしている雲かも

層積雲は、皆さんが普段、なにげなく見ている雲のうちで

もっともよく目にしている雲かもしれません。

それくらい1年を通してよく現れる雲なんです。

層積雲は、上空2000mより低い空にできる雲で、

氷ではなく水の粒でできています。

 

白色だったり灰色だったりします。

形はというと、大きなかたまりが群れをなしたり

いくつものロール状の雲が連なったり。

 

層という字がつく雲は横方向に広がっていく雲で

積という字がついている雲は上方向に

もこもこっと成長していく雲、とご説明していますが、

層積雲は両方が使われてますね。

 

上方向にもこもことすることもなく、

かといって、高層雲のように一様に広がるということもなく

その中間のような雲なので

層という字と積という字の両方が

使われているんでしょうね。

 

Angel’s ladder

層積雲が空を覆うと

どんよりとした曇り空となりますが

雲には隙間があります。

 

この隙間からおひさまの光が漏れることがあります。

光が筋がスポットライトのように

地上を照らしているように見えます。

以前もお話しましたが、薄明光線呼ばれる現象です。

 

空から天使が降りてくる通り道に見えることから、

天使のはしごという言い方をすることもあって、

私はこの天使のはしごという呼び方の方が、

希望を与えてくれるような響きがあって好きですね。

 

層積雲自体はなんともどんよりした雲なんですが、

私は、ひょっとしたら天使のはしごが見られるかもって

おひさまの位置を確認したりします。

 

それから、おひさまの近くに

薄めの層積雲があるときには

彩雲=雲のはじっこの部分が

虹色のグラデーションになっている時があります。

見つけるとラッキーって思いますね🌈

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見下ろせば 雲の海

また、層積雲は空の低いところにできますので

高い山に登ると層積雲の上に出ることができます。

 

すると、眼下に見事な雲海が現れます。

特に、朝早い時間帯は、まだ空気が乱れていないので

規則正しく並んだ雲のじゅうたんが

どこまでも広がる様子が見られます。

 

真っ白な雲の海に、まだダークグレーの色した山々が

島のように浮かんでいる景色はとっても神々しくて

そこに朝日が差し込んでくると

本当に美しくって息をするのを忘れちゃいそうになります。

雲海を演出してくれるもう一つの雲として

層雲という雲がありますが

それはまた別の機会にお話しますね。

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