初雪・初霜・初氷について~どうやって観測しているの?

結構アナログです

「横浜で初雪が観測されました」というように

初雪初霜初氷など初が付く言葉は

天気予報の話題として耳にすることありますよね?

 

いよいよ寒い時期になったんだなあ、と

寒がりな私にとっては、ちょっと気の重い情報です。

 

どうやって観測していると思いますか?

まず、初霜から。

これは人、気象台の職員さんが眼で見て

「あ!霜が降りてる!」とはじめて見つけた日です。

続きまして、初氷。

こちらも気象台の職員さんが

敷地内の観測機器が設置してある場所

露場といいますが、そこに

水をためた金属製の容器、洗面器みたいなものが

おいてありまして、それに氷が張っているか

見に行くという方法です。

なかなかアナログですねえ。

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雪の観測は変わりつつあります

さて、初雪ですけれど

こちらは今年から観測方法が変わりました。

 

と言いましても、まだ横浜地方気象台を含む

関東甲信地方の8つの気象台だけなのですが

観測が自動化されたんです。

 

気象台での観測って機械が自動で行うものと

人が目で見て行うものの両方があるのですが

今年の2月1日からは、横浜地方気象台を含む

関東甲信地方の8つの気象台で

基本的に機械での自動観測に切り替わりました。

 

初雪の観測「雪が降ってきた!」って

どうやって自動で観測しているんでしょう?

 

まず空から何か水分が降ってきた

つまり降水があった、ということは

気象台に設置してある感雨器でわかります。

その降ってきたものが

雨なのか雪なのかみぞれなのか、というのは

その時の気温と湿度から判別するのです。

 

この観測の自動化の流れは

全国の気象台にも広がっていく予定なんですって。

 

北海道など雪の多い地方では、初雪の日を予想して

あたると豪華景品が当たるクイズなども

行われているようですから、

クイズに参加するみなさんは

この観測の自動化のタイミング

気をつけた方がよさそうですね。

(今までとはちょっと変わるかも)

 

観測の自動化に伴って

観測終了となってしまう観測項目もあります。

 

長く記録していたものなので

ちょっと残念な気がしますが

気象台のみなさんには

他にもいろんなお仕事があるので

仕方ないのかなあとも思います。

(観測、近所のボランティアさんに

お願いするとか・・?)

 

冬の時期にきく言葉で

山の初冠雪というものもありますけれど

これはまた別の機会に。

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