飛行機雲~身近な観天望気です

飛行機雲 よく観ると・・

三浦半島に住んでいると

上空が飛行機の通り道になっていることもあって、

飛行機雲をひんぱんに見ることができます。

私、飛行機を見るのも乗るのも大好きなので

飛行機雲を見ただけでも

ほんとにうれしくなってしまいます♪

 

よく観ると飛行機雲にもいろいろあって、

エンジンの数などによって2本、3本、4本に

なっているものもありますし、

翼の後ろ一面に飛行機雲ができるていることもあります。

 

細かく観ると渦巻いていたり、

レースが波打ってるように見えたり、

時にはきれいに色づいて見えたり。

糸を引くように形を変え、

消えていく姿もきれいだなあって思います。

そうやって観ていると

空の雲の中には、飛行機雲がもとになって

姿を変えたものも結構あるんだなってわかります。

(全部、飛行機雲が変化したものです)

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身近な「観天望気」です

飛行機のエンジンの排気ガスが急激に冷やされて、

排気ガスが雲のタネというか核になる効果もあって、

飛行機雲ができます。

気圧が急激に下がる効果でできるものもあります。

その飛行機を観ていると、

後ろに飛行機雲ができている時と、できない時、

さらには、飛行機が通過した後も、

ずっと飛行機雲が残っている時と、

下の写真のように、すぐに消えてしまう時があります。

この差は何かといいますと、

上空の水蒸気の量、湿り具合ですね、

雲の材料である水蒸気が多いか少ないかで違ってきます。

 

飛行機雲ができていて、

それがずっと残り、どんどん太くなったりしていく時は、

上空が湿っている時で下り坂の場合が多いです。

 

空の様子から天気がある程度予想できることを

「観天望気」といいます。

この飛行機雲を観ることは

観天望気の中でも身近で取り入れやすいなって思います。

 

「あれ?飛行機雲が残ってるなあ」と気づいたら

天気予報をチェックしてみてください。

近いうちに雨が降るという予報が

出ているかもしれませんよ。

レアな飛行機雲

空に広がる薄い雲の中を飛行機雲が通った時、

その通ったあとの部分の雲が消えてなくなって、

雲の中にまっすぐな隙間ができて見える時があります。

(写真提供:わぴちゃん☆こと岩槻秀明さん)

これは消散飛行機雲とか消滅飛行機雲といわれるもので、

エンジンの排気ガスなどで雲が蒸発してしまったり、

飛行機が通り過ぎること自体がきっかけになって

雲の粒が消えてしまうためにできると考えられています。

 

この消散飛行機雲は私もなかなかお目にかかれないので、

観たときはラッキー!と思います。

みなさんもぜひ探してみてください。

★今回、消滅飛行機雲の写真を提供してくださった

わぴちゃん☆こと岩槻秀明さん

公式サイト 「あおぞら☆めいと」

公式ブログ 「わぴちゃんのメモ帳」

空や雲の美しい写真に出会えるだけでなく

おもしろい自然現象も満載でおススメです!

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