気象の警報・注意報について~基礎編①

気象庁から発表される気象の警報・注意報

世間では、いろんな警報

インフルエンザ警報やクマ出没警報

などというものも発令されてますが

気象庁が防災気象情報として発表している

警報・注意報は、警報では7種類

注意報は16種類あります。

 

警報

大雨、洪水、暴風、暴風雪、大雪

波浪、高潮の7種類。

注意報大雨、洪水、強風、風雪

大雪、波浪、高潮、雷、融雪、濃霧

乾燥、なだれ、低温、霜、着氷

着雪の16種類です。

 

それから大雨洪水警報って

ひとつのものだと思っている方がいますが、

大雨警報と洪水警報はベツモノです。

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警報と注意報って何が違う?

気象庁では

「警報は重大な災害が起こる

おそれのあるときに警戒を

呼びかけて行う予報」

「注意報は、災害が起こる

おそれのあるときに注意を

呼びかけて行う予報」としています。

 

違いがわかりにくいですね。

 

気象の警報や注意報は市町村ごとに

発表しています。

 

その地域で過去

どのような気象状況の時に

例えばどれくらいの雨がふったり

風が吹いた時に

災害が発生したのかを調べて

何らかの災害が起きるかもしれない

という値を注意報の基準に

人の命にかかわるような

大変な災害になるかも

という値を警報の基準にしています。

 

例えば大雨注意報は

道路が水に浸かったり

小規模な土砂災害が発生するような

雨が予想されるときに発表されます。

大雨警報は床上浸水や

人の命にかかわるような土砂災害が

発生するような雨が

予想されるときに発表されます。

 

基準は地域で違います

発表基準は全国一律ではありません。

 

大雪注意報の例で言うと

神奈川県では

12時間で降る雪の深さ5cm以上が

予想されるときに発表されますが

新潟県の十日町市では35cm以上。

 

神奈川県では少しの雪でも

いろんな事故や災害が起きて

大騒ぎになってしまいますけれど

雪国では対策も取られていて

雪慣れしてますから

数センチの雪ではほとんど何も起こらず

みなさん普通の生活を

送ることができます。

 

そういうことを考慮して

地域ごとに基準を変えているんですね。

 

この警報注意報については

奥が深いですし

特別警報というものも

発表されるようになりました。

 

今日のところは

まず基礎を押さえておいて

今後、機会あるごとに

お話していきたいと思っています。

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