グライダー初体験!~風のキモチにちょっと近づいて
子どものころからの夢でした
小さいころから空が好きで
空を飛びたい!
と、ずっと願ってきました。
小学生まではCAさんになりたかったですし
生まれ変わったらパイロットに!とも思っています。
ひそかに
「今年中に空を飛ぶ!」を目標にしていた私。
ついに、それを実現できる日が来たのです!
グライダーで飛ぼう!
私の夢を実現するために伺ったのは
長野グライダー協会さん。
一年を通して体験飛行を行っていらっしゃいます。
搭乗に関する注意事項などのレクチャーを受けた後
いよいよ数分間の空の旅へ出発です。
グライダーにはエンジンがありません。
グライダーに取り付けたロープを
ウィンチという機械で巻き取って
グライダーを一気に加速させ
凧のように上空へ上昇させます。
動き出すと、すぐに浮きます。
一気に100キロ近くのスピードが出るので
ジェットコースターの逆?のような衝撃も。
上昇角度もジェット旅客機より急です。
あっという間に上空300mの世界。
風を受けて上昇しきったところで
ロープを切り離し滑空にはいります。
わ~!!!!!
長野冬季オリンピックのスピードスケート競技会場
エムウェーブが真下に!
千曲川!
長野市街と、その向こうに戸隠連山や北アルプスの山々も!
夢中で写真を撮りました。
奥深いグライダーの世界
グライダーはエンジンがついていないのに
なぜ飛び続けることができるんでしょう?
それは、空気が上に吹き上がっているところ
上昇気流があるところを探し
それをうまくつかまえて高度を稼ぎ
飛び続けるからです。
上昇気流には
熱上昇風(サーマル)斜面上昇風(リッジ)
山岳波(ウェーブ)収束線(コンバージェンス)などがあります。
お~気象の知識、重要ですね~。
実際にパイロットのみなさんは、雲のあるところや
鳥が旋回しているところなどを参考に
上昇気流のありかを探り
そこを狙って移動することで飛び続けているのだそう。
だから長く飛び続けるには技術と経験が必要で
そこがスポーツとしての奥深さ
面白さになっているのが分かりました。
そうこうしているうちに
数分間の体験飛行も終わり。
着陸態勢に入ってから、あっという間に着陸です。
初めてグライダーに乗って
熱上昇気流・サーマルの上向きの力を
少し体感できました。
ヘリコプターやジェット旅客機に乗った時感じる
エンジンで持ち上げられているような感覚でなく
空気の中を泳いでいくような感覚
それを直に感じることができました。
空気って粘り気があるんだな・・って。
快適な空のひと時をくださった
長野グライダー協会のみなさまに
とっても感謝しています。
ありがとうございました!
また、飛びたいなあ。。。