新しい雪の予報「今後の雪」始まりました

予報が加わりリニューアル

11月10日から、新しい雪の予報として

「今後の雪」という情報が

気象庁ホームページで提供されるようになりました。

(気象庁ホームページより)

いままでは「現在の雪」という名前で

24時間前から現在までの積雪の深さと

降雪量の状況についての情報でした。

 

それに6時間先までの予報も加わり

「今後の雪」という名前になり

リニューアルされたというわけです。

 

この新たに加わった予報を

「降雪短時間予報」といいます。

 

6時間先までの降雪量と積雪の深さを

1時間毎にどんなふうになっていくか

分布図として表示してくれるというものです。

(気象庁ホームページより)

言葉の確認もしておきましょう。

 

降雪量というのは一定の時間に積もる雪の深さのこと

積雪の深さというのは

地面に積もっている雪の深さのことです。

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使う時の注意点

この降雪短時間予報では

かなり複雑な計算を行って情報を作っています。

(気象庁ホームページより)

降雪量を予測するには、気温から

降って来るのが雨なのか雪なのかを判定し

雪と判定されれば

降水量を降雪量に換算しなければなりませんし

 

積もった雪は、時間とともに沈み込んだり

雪粒の性質や密度が変化したり、融けたりして

徐々に減っていきます。

 

そういったいろんなプロセスも考慮して

計算しなければならないので

どうしても誤差が生じます。

 

とくに

風が強く雪が降って来る途中で流される場合や

地上の気温が1~3℃くらいのとき

この位の温度だと、わずかな気温の差で

雪になるか雨になるか変わるんですね、そういう場合

 

そして上空数百~千メートル程度の高さのあたりに

暖かい空気が流入している場合などは

予測精度がやや落ちるとのことです。

 

実際よりも少なめに予報する傾向があるそうです。

 

ですから「ここでは何センチ積もっている」

などというように数値をみるのでなく

「こちらの地方を中心に積雪が増えてるなあ」

という風に、積雪の深さとか降雪量の

分布の傾向を把握するという風に使ってください。

 

とはいえ、6時間先までの降雪の予測が提供されるのです。

 

こっちの道路は除雪の準備しなきゃとか

ドライバーの皆さんだったらルート選択の参考にしたり

一般のみなさんだって「今日は外出やめておこう」など

判断の参考にはなりますよね。

「今後の雪」を活用して

雪の中での車の立ち往生など、減るといいなあと思います。

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