気象情報に出てくる地域の名前~三重県は東日本?

東日本て、どこのこと?

「明日は、東日本と北日本では

大気の状態が非常に不安定となるでしょう。」

「西日本では、明後日にかけて

暴風、高波、高潮に警戒してください。」

のように日々何気なく見聞きしていると思いますが

 

「あれ?東日本ってどこだったかな」

と思ったことはありませんか?

 

気象庁が発表する気象情報では

地域を表す用語は、ちゃんと決められています。

 

たとえば、先ほどの「東日本」

関東甲信地方、北陸地方、東海地方のことを指します。

関東甲信地方関東地方の1都6県

山梨県長野県を加えた地域です。

 

北陸地方は新潟県、富山県、石川県、福井県

 

東海地方は静岡県、岐阜県、愛知県

それに三重県が含まれます。

 

以上の都県が「東日本」なのですが

「え?三重県は東日本??」と思われるかも

 

一般的には「東日本」というのは

北海道、東北地方、関東地方を指す言葉ですが

分野によってその定義は微妙に異なります。

 

今ご紹介しているのは

あくまでも気象庁が用いる地域の定義です。

発表する情報により細かさが違います

気象庁では、発表する情報の種類などによって

日本をざっくり分割した

「北日本」「東日本」「西日本」「沖縄・奄美」

4地域で表すこともあれば

「関東地方北部」、「関東地方南部」のように

さらに細かく分けた地域の名称で表すこともあります。

 

気象庁が毎日発表している天気予報は

都道府県を気象特性などによって

いくつかに分割した地域を対象にしています。

 

神奈川県の場合は

「東部」と「西部」の二つに分けて発表しています。

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注意報・警報は基本的に市町村単位で

注意報や警報はさらに細かく分けていまして

基本的に市町村単位で発表しています。

 

神奈川県は33市町村ごとに発表していますが

他の都道府県では

市町村をさらに分割して発表しているケースも

 

例えば、長野県では市町村の数は77ですが

79の地域を対象に警報や注意報を発表しているそうです。

あなたの市町村は何地域?

一方、テレビやラジオでは

警報や注意報が発表になっている一つ一つの市町村名を

すべて読み上げたり表示したりするのは大変なので

市町村をいくつかまとめた地域の名前で

伝えることがあります。

 

神奈川県ですと「横浜・川崎」「三浦半島」「湘南」

「県央」「相模原」「足柄上」「西湘」の7地域

「三浦半島には強風・波浪注意報が発表されています」

と言った感じで伝えられます。

 

自分の市町村がどの地域に属するのかを

知っておいた方がいいですね。

 

鎌倉市のみなさんは三浦半島になるんですよ。

(画像は全て気象庁ホームページより)

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