風が運ぶもの～よいものも 困るものも
鼻に運ばれる？
私がまず思い浮かんだのが、におい・香り
風ってにおいを運んできますでしょ？
ちょうど焼き鳥屋さんの前を通り過ぎたときに
“風って、いろんなものを運んでるなあ”って思ったんです。
ものすごーくおなかがすいてたせいかな
風は空気の流れ
空気って、目に見えなくて
あまりに当たり前に存在するので
流れているものだってことも忘れがちですが
空気は地球上をずっと流れているんですよね。
空気の流れですから、空気中に含まれるものは
風と共に私たちのもとに運ばれてきます。
先ほどの例でいうと、焼き鳥のにおいの成分ですね。
きんもくせいやくちなし、といったようなお花の香など
いいものもあれば困るものもありますよね。
大陸から日本の上空に運ばれてくる黄砂や
春先のスギ花粉なども
これらは、とって困るものです。
雨を運ぶ
先日、いわゆる狐の嫁入り
晴れているのに雨が降ってきたというのを
久しぶりに体験しました。
あれも隣町くらいに降っている雨を
風が運んできたってこと
もすこし大きな規模で考えると
海の方から吹く風は
湿り気、つまり水蒸気を運んできます。
水蒸気は雨雲の原材料ですから
雨の材料も運んでくるってことにもなるのかな。
熱を運ぶ
暑い時期には、風にあたると涼しくなります。
皮膚表面の汗を運び去り、その時に汗が蒸発することで
私たちの体から熱を取り去ってくれるという効果ですね。
つまり、汗を運び去って
涼しさを運んできてくれるということになるのかな。
逆に寒い時期には寒さを運んできちゃうことになるので
防寒しませんとね。
私たちも運ばれる
追い風の時には、私たちの体を押してくれている
運んでくれてる感じがします。
ランニングしてると実感できます。
ヨットやウィンドサーフィン、グライダー等
風を使うスポーツを楽しむ方も
風に運ばれているのを、より強く感じますよね。
私は飛行機に乗って
西の方から羽田空港に帰ってくるときは
“日本上空を吹く西寄りの風に運ばれてるんだなあ”
と思いうかべて、にやにやしながら乗っていますｗ
まだまだ、風が運ぶもの、ありますよね。
みなさんも思いめぐらしてみてください。
