警戒レベル3高齢者等避難について~”シニア向け情報”ではありません

警戒レベル3というのは

大雨の時に発表される避難の情報で

警戒レベル3は高齢者等避難という名称ですが

だれが何をすればいいのか、わかりにくい

という声が聞かれます。

(内閣府ホームページより)

警戒レベル3高齢者等避難は

災害のおそれがある状況

市町村長から発令される避難情報

 

私たち住民が避難の参考にする情報で

警戒レベル3に相当するものには

大雨警報(土砂災害)とか洪水警報等があります。

(内閣府ホームページより)

それらが発表されたら

あ!警戒レベル3の状況なんだって

みなさんも思ってください。

 

危険度を表す分布情報である気象庁のキキクル

国土交通省の洪水の危険度分布である水害リスクライン

赤色が警戒レベル3に相当する色ですね。

(内閣府ホームページより)

警戒レベル3の色は赤と覚えてください。

なぜ「高齢者等~」?

警戒レベル3でのキーワードは

「避難に時間のかかる人」

 

ご高齢の方は避難に時間がかかりますよね。

それに、最近の風水害では

ご高齢の方が犠牲になる割合が大きい

ということが続いています。

 

それで、ご高齢のみなさんに特に

このタイミングでの避難してください!と伝えたい

ということで「高齢者等~」という言葉が

使われることになりました。

でも。

確かに今の日本は超高齢化社会ですし

ご高齢のみなさんへの呼びかけというのは大事で

それはその通りなんですけれど・・

 

ややこしくなってしまったといいますか

情報の名前にすべてを背負わせ過ぎなような

期待しすぎなような気もします。

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”等”って誰のこと?

ともかく、警戒レベル3高齢者等避難は

ご高齢の方だけでなく

障害をお持ちの方とか

小さいお子さんをお持ちの方とか

避難の準備や移動などに時間のかかる人は

このタイミングで行動をおこしてください!

という呼びかけなんです。

また、内閣府の

「避難情報に関するガイドライン」というものを見ると

そのほかにも

中小河川の近くにお住いの方

孤立するかもしれないような地域の皆さんとか

あとは避難先が遠い方などもいますよね。

 

そういう風に、早めに避難を始めた方がいい方も

警戒レベル3での避難することが望ましい

としています。

 

それに「高齢者等」にあたらない

それ以外の人たちも、

必要に応じて出勤などの外出を控えるなど

普段の行動を見合わせ始めたり

避難の準備をする

危険を感じたら自主的に避難してください

とも書かれています。

 

・・ね、ご高齢の方だけではないでしょ?

 

警戒レベル3高齢者等避難って

とても大事な情報です。

 

誰に何を呼びかける情報か

覚えておいてくださいね。

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