春が待ち遠しい!~三寒四温のメカニズム

うれしくてたまらない春の兆し

私は寒いのが苦手です。(何回目かしら?)

だから少しでも春の兆しを感じるとうれしくて♪

 

道端でオオイヌノフグリを見つけたとき

沈丁花の香りに気づいたとき

空がもやっとしてるなって感じたと・・などなど

春が近くまでやってきてる!とうれしくなります。

 

ただ、花粉症なので、鼻や眼で感じる異変は

勘弁してほしいなと思いますね。

行きつ戻りつ

待ち遠しい春ですが

一気にはやってきてはくれないんですよね。

 

日本の1月は、冬型の気圧配置になることが多く

寒い日が続きます。

 

でも、2月から3月になると、日本付近に

低気圧と高気圧が交互にやってくるようになります。

 

低気圧が日本海に進むと、低気圧に向かって

南風が吹き暖かい空気が入ってきます。

このとき暖かく感じるんですね。

 

南風が強く吹いて基準を満たすと

気象台から春一番が発表されたりします。

 

この低気圧が日本の東海上へと進むと

今度は西高東低の冬型の気圧配置となり

北風が吹いて気温が下がります。

 

ただ、真冬と違って冬型の気圧配置は

長続きせず、せいぜい2~3日

 

大陸の高気圧が移動してきて日本付近を覆うと

晴れて気温が上がります。

 

高気圧の中心が日本の南あるときは

高気圧から吹き出す空気が南風となって

暖かい空気を日本に送り込んで、さらに気温上昇

そして、高気圧が東に去って

また次の低気圧がやってきます。

 

寒い日が3日くらい続いたあと

暖かい日が4日くらい続くことが多いことから

このような周期的な気温の変化を三寒四温といいます。

 

三寒四温というのは、もともとは

中国東北区や朝鮮半島北部での

冬の気温変化を表す言葉として

用いられていたそうです。

 

シベリア高気圧からの寒気の吹き出しが

周期的に強まったり弱まったりすることに

由来しているとのこと。

 

日本の冬も、シベリア高気圧からの

寒気の影響を受けるのですが

日本では、冬から春に向かう時期の

周期的な気温の変化を三寒四温と呼ぶことが多いようです。

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光の春は すでに

このように暖かい日と寒い日を繰り返しながら

春に向かうのですが

おひさまの高さは毎日着実に高くなっていきます。

 

ロシアでは、徐々に日が長くなって

日差しの強まりを実感する2月のことを

光の春と呼ぶそうです。

春を心待ちにしている感じが良く出ている

素敵な言葉だなって思います。

 

ほんとうに春が待ち遠しいです!

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