サンピラーとグリーンフラッシュ～出会いたい！日の出日の入り時の現象
太陽からわきたつ”太陽柱”
空には本当に不思議で美しい現象がたくさん！
出会ってみたい、見てみたいことばかりなのですが
今回ご紹介するのは日の出・日の入り前後の現象である
サンピラーとグリーンフラッシュというものです。
まず、サンピラー、日本語で太陽柱といいます。
日の出日の入り前後に、太陽から上下方向に
まっすぐな光の柱が伸びるように見えることがあります。
それがサンピラーと呼ばれるものです。
私も、あれはサンピラーかな？というくらいの
うっすらとしたものは見たことがあるんですが
はっきりとしたものはないんです。
まるで太陽から
炎がわき立っているように見えることもあるそう。
（Wikipediaより）
一度、そのようなものを見てみたいですね。
サンピラー発生のメカニズム
サンピラーは、上空に六角形の板状の氷の結晶が
揃った向きで浮いている時
太陽の光が氷の結晶の表面に反射して見える現象です。
結晶の向きが揃ってないと見えないので
上空の風が強い時はできにくくて
上空の風が弱い時の方が見えやすいですね。
ちなみに、氷の結晶がプリズムの役割をして
光の色を分ければ虹色に見えるのですが
サンピラーでは光は反射するだけなので、
その光は虹色には見えません。
氷の結晶が揃った向きで浮いているっていうのは、
つまりは空に雲が浮かんでいるってこと。
夏でも上空の雲は氷の結晶でできていますので
条件さえそろえば季節を問わず
全国各地で見ることができます。
はっきりしたサンピラー、見てみたいです！
希な”緑の閃光”
もう一つのグリーンフラッシュについて
これは、なかなかレアな現象なんです。
おひさまが顔を出すその瞬間
あるいはおひさまが完全に沈んでしまう直前の瞬間に
ほんの一瞬、緑色の光が見えることがあって
これをグリーンフラッシュと呼んでいます。
（Wikipediaより）
見ている私たちの目に緑色の光が届くためには
空気が澄んでいなければなりません。
赤っぽい光より、緑色の光の方が
空気中の粒子によって
散らばってしまいやすいんですね。
ですから、空気が澄んでないとダメなんです。
そのほかにも風が穏やかなことなどなど
いろんな条件が重ならないと見えないので
本当にまれな現象になってしまうんです。
おひさまの上に緑色の弧を描くように
見えることもあるんですって。
美しいでしょうね・・・
日の出日の入りの瞬間にカメラで連射すると
映っていることがあるそうですが
私はまだ成功できていません。
グアム島やハワイ諸島等では
「グリーンフラッシュを見ると幸せになれる」とか
「夢がかなう」と言われているそう。
いつか、出会えるといいなあ、と思います。
