雷注意報について~”雷だけ”じゃない

一番発表されてます

雷注意報、みなさんも日々の天気予報などで

よく見聞きされてますよね。

 

それもそのはず。

数多の警報注意報の中で

一番発表回数の多いのが雷注意報なのです。

あまりにもよく発表されるので

「雷注意報が発表されています」と聞いても

あまり気に留めないっていう方もいらっしゃるかも。

 

でも、この雷注意報を甘く見てはダメなんです。

雷注意報で呼びかけられること

雷注意報の発表基準は

「落雷等により被害が予想される場合」

なっています。

 

雷が人に落ちればけがをしたり

命を落としたりということになりますし

樹木や建物に落ちれば、これらを傷つけたりもします。

火災になることだってありますよね。

直接雷が落ちなくても

電子機器を故障させたりもします。

 

これらは落雷による被害ですが

「落雷等による被害」っていいましたでしょ?

「落雷等」の「等」って何だと思いますか?

 

気象庁のHPには「雷注意報は、落雷のほか、

急な強い雨、竜巻等の突風、降ひょうといった

積乱雲の発達に伴い発生する激しい気象現象による

人や建物への被害が発生するおそれがあると

予想したときに発表します。」とあります。

 

急に強い雨が降ると

水辺にいる人が急に増水した川に流されたり

地下空間に水が流れ込んできて

溺れたりするかもしれません。

過去には実際にそのような事故もありました。

雷雲から吹き降りてくる突風や竜巻だって

起きるかもしれません。

 

雹(ひょう)が降ってきて農作物に被害を及ぼしたり

車や建物に傷をつけたりするかもしれません。

 

雷注意報は、雷にだけ注意してくださいという情報ではなく、

雷雲と呼ばれる積乱雲によりもたらされる

他の激しい気象現象にも気をつけてください!と呼びかける

重要な情報なんです。

スポンサーリンク


雷注意報が発表されたら?

では、雷注意報が出たことを知ったら

どうすればよいのでしょう?

一番のおすすめは気象庁の雨雲の動きという

「高解像度降水ナウキャスト」という情報を確認することですね。

 

雨雲だけではなくボタンを押せば、

雷が発生している地点や

竜巻などの激しい突風が起きやすくなっているエリアを

重ねて表示することもできます。

 

これを見れば、雷、雨雲、竜巻の起きやすいエリアなどが

いっぺんに把握できるようになっています。

 

でも!スマホなどで情報が得られない時のために

やはり覚えてください!

 

真っ黒な雲が近づいてくる

雷の音が聞こえる

ヒヤッとして冷たい風が吹いている

(気象庁ホームページより)

この3つの兆しのうち、ひとつでも気が付いたら

すぐに安全な場所に身を寄せてくださいね。

スポンサーリンク


Follow me!