福岡管区気象台を見学させていただきました

日本気象学会2019年度秋季大会に参加するため

福岡に行ってまいりましたが

福岡管区気象台を見学する機会をいただくことができました。

有名な大濠公園の横にあります。

 

福岡管区気象台は全国に5か所置かれている

管区気象台のひとつ。

沖縄を除く九州・山口地方を管轄しているんです。

(福岡管区気象台ホームページより)

 

屋上にも上げていただきましたよ。

その理由は後日!(むふふ♪)

 

屋上には、日照計(左)と日射計(右)などが

設置してありました。

日照計についてはこちらもご参考に。

 

現業室(天気予報を作っている部屋)では

夜勤担当者から日勤の担当の予報官さんへ

引継ぎの真っ最中。

地震火山課のみなさん

阿蘇山や桜島、口永良部島など

九州は活発な火山、多いですよね。

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敷地内にある露場(観測機器を設置してある場所)です。

左が積雪計。

右が温度計と湿度計が入っている通風筒です。

雨量計。

周りのわっかは正しく測るための風よけで

助炭(じょたん)と言います。

感雨器。

針のようなものが頭についているのは

鳥さんに止まられないようにするため。

あまり見慣れない黒い丸い観測機器は

黒球温度計。

環境省からの委託で設置されているそうです。

熱中症対策の参考にする暑さ指数(WBGT)の

計算につかうデータをとっています。

 

敷地内には生物季節観測の対象としている

様々な植物の標本木が植えられています。

ススキが輝いてますね。

ソメイヨシノの標本木も。

後ろのイチョウはもうすぐ黄葉ですね。

生物季節観測のデータはこちらからご覧になれます。

 

さらにレアな測器を発見!

可搬型の地上気象観測機器たち!

たまたま研修のため設置されていたのです。

災害時など

雨量計や風速計などを設置するためのもの。

電源をとるための太陽光パネル付きです。

 

玄関では、おっきな”はれるん”がお出迎え

貴重なものをたくさん見せていただきました。

福岡管区気象台のみなさま

丁寧にご対応くださり、ありがとうございました!

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