三浦半島を通過した台風第15号~深夜、一気に世界が変わった

“通過”? ”上陸”じゃないの?

今回の台風第15号の影響で

命を落とされたり怪我をされたり、さらには停電や断水など

被害に遭われたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

 

9月8日の日曜の夜から9日月曜の朝まで

三浦半島のみなさん、台風ほんとに怖かったですね!

 

みなさん、口々に「家が揺れた!」とか

「〇〇が壊れた!」「近くで木が倒れた!」などと

台風の猛威を語っていました。

 

私の家の近くでもフェンスが壊れてたり

木が倒れてたりと暴風が吹き荒れたこと実感できました。

 

三浦半島を台風が通過するのは久しぶりですものね。

 

調べてみましたら2005年平成17年の台風第11号以来14年ぶり。

 

・・・わたし、今、台風が三浦半島を「通過」って言いましたけど

台風なら「上陸」でしょう?と思いませんでしたか?

気象庁の用語では

台風の中心が小さい島や小さい半島を横切って

短時間で再び海上に出る場合は上陸ではなく通過という」とあるのです。

 

だから「上陸」したのは千葉市付近になっています。

 

「通過」と言われると

何だか大したことないような響きがありますね。

三浦半島でもたいそう怖い思いしましたし

被害も出てますのにね。

 

台風第15号の特徴は?

台風にはそれぞれ特徴があります。

大量の雨を降らせ、大雨による災害が怖いもの。

暴風をもたらし風の被害が怖いもの。

 

今回の台風では千葉県で送電用の鉄塔が倒れるなど

暴風による被害が印象的でした。

 

台風は最大風速で階級分けしています。

 

台風第15号は「非常に強い」という階級の勢力のまま関東に接近し

三浦半島に達したころでも「強い」という階級の台風でした。

 

三浦市で9日の午前1時半すぎには

観測史上1位となる最大瞬間風速41.7メートルを記録。

私たち、まさに実感できましたよね。

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コンパクトでも

事前の天気予報の解説では「コンパクトな台風」とも

言われていました。

 

台風の大きさは

風速15メートル以上の強風域の半径で階級分けしていまして

強風域の半径が500~800キロメートルの時「大きい台風」

800キロメートル以上の時「非常に大きい台風」って言います。

(ひまわりリアルタイムWebより)

 

以前は「小さい」という表現もあったんですけど

適切ではないということで

今は使わないことにはなりました。

 

今回の台風では雲の範囲が小さく

台風の目がはっきりしていたために

「コンパクト」と言われたんですね。

(ひまわりリアルタイムWebより)

 

でも、「コンパクト」だから大したことないんじゃなく

逆に急に雨風が強くなるってことになり

かえってそこが怖かったわけです。

 

そこで事前に行われた気象庁による記者会見でも

「夜には一気に世界が変わる」と注意が呼び掛けられました。

 

その通りになりましたよね。

 

まだまだ、台風シーズン真っただ中ですから、

みなさんには台風に関する情報をしっかり入手して

適切な対策をとれるようになっていただきたいと願っています。

 

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