雲を上から見てみると~雲の上は、いつも

雲の上の世界へ

私もそうですが

みなさん雲を下から眺めることばかりですよね。

 

雲の上の世界に行くことって

標高の高いところにお住まいの方とか

高い建物にいる方以外では

なかなかありませんものね。

 

先日、東京から福岡に飛行機で行く用事がありまして

私は雲の上の世界に行くことができたんです。

 

ちょうどその日、関東地方は

梅雨前線と北東からの風の影響で

灰色の雲に空が全部覆われていて

シトシト雨も降って肌寒かったです。

 

そんな空港から飛び立つと

すぐに雲に突っ込んでしまいました。

 

窓の外が真っ白になって

少し飛行機も揺れましたね。

 

これは雲の中の気流によるもので

「飛行機の運航に支障はありませんので、ご安心ください」

という機内アナウンスも流れました。

 

雲は空気が上に吹き上がっているところ

上昇気流のあるところにできますから

雲の中では気流が波打って

それで飛行機が揺れてしまうんですね。

 

バウムクーヘン?ミルフィーユ?

しばらくすると

雲の上に出て揺れは収まりましたが

窓の外を見ると、さらに上空に雲が広がっています。

この雲は、まるでお菓子の

バウムクーヘンとかミルフィーユのように

何層かに分かれた構造をしていたんですね。

 

地上から見るかぎりではわかりませんし

上空までずっとべたーっと

雲が発達してるのかな、と思ったら

下の方の雲と上空の雲の層の間に隙間があったんです。

 

そんなことも面白かったです。

 

視点が変わると

そして、さらに上昇を続けていくと雲の上に出ました。

 

やっと青空が見えて、おひさまに光がまぶしいほど。

飛行機の下に広がる雲を上からみると、

綿のお布団というか、上質な毛布のような

さわったきもちよさそうな質感でしたね。

 

この日は日本の南の海の上に

梅雨前線が停滞してまして、

それを北側から眺めているような位置関係でした。

(気象庁ホームページより)

 

あとで、気象衛星の雲画像を見てみましたら

日本の南に白い帯状の雲が東西に広がっていて

これをずーっと上から眺めながら

飛んでいたんだなあって思いました。

(ひまわり8号リアルタイムWEBより)

 

よくみると雲の上の部分は

ほわほわっと毛羽だったようになっています。

上昇気流で空気が吹き上がって

あんな風になっているんだなあ、なんて

空気のながれを思い浮かべてました。

 

その毛羽だった雲が、

まるで天井に突き当たった煙のように

少し横に広がっていました。

そのあたりに

対流圏と成層圏の境目があることが分かります。

 

私たちが暮らしている

対流圏と呼ばれる空気の層で出来た雲は

その上にある成層圏までは入り込むことができないんです。

 

そんな様子も観察出来て、面白かったです。

 

飛行機に乗ったり高い山に上ったりしたとき

雲の上からその様子を

ちょっと気をつけて観察してみてください。

 

視点を変えると、見えてくることってありますよね。

 

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