甘く見ないで!強風注意報

思ったより小さい

風速はメートル毎秒、

秒間に何メートル進むかっていう単位であらわされているので、

数字としては小さめになってしまうんですよね。

 

みなさんに、風速は一桁の数字でも

だいたい6メートル以上になると

砂ボコりが舞って目にゴミが入ったり

洗濯物が飛んでっちゃったりっていうくらいです、というと

「へえ~」と意外そうな反応が返ってきます。

 

想像してたより数字は小さいんでしょうね。

 

私、実際に雨風の強い日に、傘さして

スーパー袋いっぱいの荷物もって

風速計片手に持って歩いていみたんですけど

もう風速5メートル以上で

片手で傘、支えられませんでした。

風速を3.6倍ですから、ざっくりと4倍にすると

皆さん車の速度でおなじみの時速何キロという単位で

比べることができます。

 

風速10メートルは時速36キロ。

街中を走る車くらいの早さですよね。

 

もしもその屋根の上に載ってたとしたら、

結構、風の力を感じそうじゃありませんか?

 

甘く見てませんか?注意報

先週も強風注意報が発表される日が

多くなってきてますってお話しました。

注意報や警報の発表基準

これくらい以上になると災害が発生するかもしれませんよ

ということで設定しているしているので

地域によって違うんですね。

 

神奈川県の陸上では、強風注意報は平均風速12メートル

暴風警報は25メートルで発表されることになってます。

 

関東地方はもともと風が強い地域なので、

全国的に見ても基準はやや高めになってますね。

 

その強風注意報。暴風警報ではなく強風注意報でしょ?

 

何だか油断されている方が多いと思うのですが

私はいつも「強風注意報は甘く見ちゃだめですよ!」

お伝えしています。

 

看板が飛んできたり、工事現場の足場が崩れたりという

事故が起きているんです。

 

歩いている時にバランス崩して倒れたり

自転車やベビーカーが倒れて怪我をしてしまう事故も

多発しています。

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早めに発表してるんです

ただね、警報も注意報も

みなさんがいろいろと対策をとれるように

発表基準を超えると予想される

3時間から6時間くらい前に

早めに発表するようにしてるんですね。

 

ですから、警報や注意報が発表されても

「な~んだたいしたことないじゃない!」という

時間帯がある場合があるんです。

 

警報や注意報が発表されているかどうか、とか

警戒しなきゃいけない時間帯

今後の見通しなどは

気象庁のホームページでみることができます。

スマホのお天気アプリやテレビのデータ放送でも

情報を得ることができます。

 

「たいしたことないなあ」などと油断していないで

たいしたことないうちに

いろいろ風対策をとったり、家路を急いだりしてくださいね。

 

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