空が霞んでますね~つらい花粉症の時期にみつけた楽しみ

予報用語では「煙霧」

以前、黄砂のお話をしたときに、

春先には空が霞んでいること多いですよね~と

お話しましたけれど、

空が霞む原因って黄砂だけでなくいろいろとあります。

 

大気中に漂う細かい土ぼこりやチリなどの粒が原因で

空が白っぽい色に濁って見えることを、

天気予報につかう予報用語では「煙霧」といいます。

(Wikipediaより)

 

見通せる距離がおよそ10km未満の時に「煙霧」といいますが、

気象庁が行う天気の観測では、

見通せる距離が1㎞未満になっているか、

全天がおおわれているような濃い煙霧のときに「煙霧」と記録されます。

 

空が霞む原因は?

煙霧の原因になる細かい粒は、

工場等の煙や自動車からの排気ガス、

たき火や火事の煙などは人間が出したものですね。

 

そのほか、黄砂や火山の煙、土ぼこり、

それに今真っ盛りの花粉などは自然に発生するものがあります。

 

先週も中国北部からロシア東部の

大規模な森林火災の煙が北海道に流れ込んで、

見通しが悪くなって、PM2.5の濃度が高まっているという

ニュースがありました。

(環境省大気汚染物質広域監視システム

「そらまめ君」ホームページより)

北海道でPM2.5の濃度が

1日平均値70µg/m3※より高い地点(赤丸の箇所)がみられます。

(※健康影響が出現する可能性が高くなると予測される濃度水準として、

注意喚起のための暫定的な指針となる値)

 

そうそう、PM2.5という言葉もよく耳にしますが、

これは2.5マイクロメートルより小さい粒っていう意味なんですね。

 

ですから粒の種類は関係ありません。

 

黄砂にしてもPM2.5にしても、そういう細かい粒は、

なるべく吸わないに越したことはありません。

 

高機能なマスクを選んだり、外出を控えたり、うがいをするなど、

体に取り込まないよう注意してくださいね。

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憂鬱な中にみつけた楽しみ

寒がりな私は寒い冬が終わり春になると

基本、うれしいのですが、

空が霞んでいると、とても憂鬱になります。

 

20年来、スギ花粉症なんです。

花粉が多く飛んでいる時も、空が白っぽく見えます。

 

雨上がりの晴れの日は特に、鼻がずるずるになって苦しいです。

 

そんな中でも、楽しみを見つけました。

 

おひさまの写真を撮ってみることです。

 

うまくいくとおひさまの周りに

色鮮やかな虹色のわっかが写っていることがあります。

花粉光環といいまして、虹色のわっかのきれいな写真、

撮れることがあるんです。

 

撮影のコツはおひさまを建物や何かで隠すこと。

太陽を直接見てしまうと目の網膜にダメージを与えてしまうので、

絶対にやらないでくださいね。

 

おひさまを何かで隠したら、

スマホやカメラでおひさまのすぐ近くを

撮影してみてください。

花粉が大量に飛んでいる時は特に

鮮やかな同心円状の虹色のわっかが撮影できます。

 

これはおひさまの光が花粉の粒を回り込むように曲がることで

虹色の縞模様のように見えるもので、

鮮やかな虹色に分かれて見えるのは

花粉の粒の大きさがそろっているからなんです。

 

お月様の周りにできることもあって

こちらは肉眼でも見られますので

ぜひ夜空を見上げてみてください。

 

花粉症のかたはくれぐれもマスクを忘れずに!

楽しみを見つけつつ、

空が霞むこの時期、花粉の時期を乗りきしましょう。

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