「防災気象情報の伝え方に関する検討会」(第1回)傍聴しました

もっと伝わる情報にするために

11月13日(火)気象庁で行われた

「防災気象情報の伝え方に関する検討会」(第1回)

傍聴してまいりました。

検討委員に名を連ねている方々

大学の先生方や自治体の方

メディアの方などなど

まさに第一線で防災に取り組んでいらっしゃる方ばかり。

 

その皆様のご意見を直に伺うことができる!と

傍聴を申し込んだのです。

 

2時間にわたる検討会では

情報を作り出し発信する側の気象庁の方の説明と

検討委員の皆さん、それぞれのお考えが次々と話され

時間が足りないなあ、と感じるほどでした。

 

防災気象情報がちゃんと伝わっていない

使いこなされていないことを

「もったいないなあ。悔しいな」と

常々思っていましたが

検討委員の皆さんも、もちろん気象庁の皆さんも

同じように感じていることは

すぐに伝わってきました。

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本当に目指すことって?

皆さんのお話を聴いていて

気象庁さんが出す情報の精度を上げること

 

たとえば

今回の警報はタイムリーに出せたよね~

とか

雨量や降る地域の予想、ばっちりだったよね~

ということは「本当のゴールじゃないんだ」と

強く思いました。

 

気象関連の情報の精度を上げていくことは

もちろんとっても大切で必要なことですけれど

それは本当に目指すことではない。

 

本当に目指すゴールは、その先にある。

 

私たちのいのちや財産を守ること

被害を最小限にすること

そっちなんですよね。

 

では、そのためには・・・

みなさんに避難行動を起こしてもらうには

どうしていけばいい?

 

情報の質を高めていけばいいってもんじゃない。

整理や工夫が必要です。

 

受け取る私たちの側でも

変えていかなきゃってことがあります。

 

今日は具体的な方法までは議論されませんでしたが

目指す方向を整理していく必要があるというのは

共有されたように思います。

 

最終ゴールに近づくためには

ほんとにいろんなことが必要で

知恵も根気も時間も要ります。

 

文化の醸成

そういうキーワードも。

 

私は情報を受け取るみなさんに近い立場で

今はちょっと”飲み込みにくい”「情報」を

みなさんが”飲み込みやすく”なるように

 

ふうふうして冷ましたり

あっためたりして

ごっくんしやすいように

 

「ひとはだの情報」にしていけるよう

がんばっていきたいと思います。

 

ちなみに、私は猫舌です。

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