台風について②~個性と意外な一面

豊かな自然と自然災害と

今週は台風21号と

平成30年北海道胆振東部地震という

大きな自然災害が二つも起きてしまいました。

 

被害に遭われたみなさまに

心よりお見舞い申し上げます。

 

日本は自然豊かな国ですが

それの分、自然災害も多いです。

 

この国で暮らしていくということ。

 

それは、被害に遭われたみなさまのことを

他人事と思ってはいけないんだということ。

 

あらためて、そう思いました。

 

一日も早く、みなさまが

落ち着いて生活できる日が来ますよう

お祈りしています。

”個性”をつかめば

そんな中、今回も私としましては

台風についてお話していきたいと思います。

 

台風にはそれぞれ”個性”があります。

(2018年9月2日の台風21号 ひまわり8号リアルタイムWebより)

 

風はあまり強くなくても大雨が降るもの。

雨の量は大したことがなくても

とっても強い風が吹くもの。

 

進行速度も速い遅いがあります。

速いものは急に雨風が強くなりますし、

遅いものは暴風雨の降る時間が長くなります。

 

天気予報ではそういった台風の”個性”を説明して

注意を呼びかけています。

 

安全なうちに適切に備えることができるよう

お住まいの地域が危ない状況になる時間帯とか

台風の”個性”をなどを

よくよく確認してください。

意外にも、自分では・・・

台風って広い範囲で大きな災害を引き起こして

ほんとにとっても強そうですよね。

 

でも実は自分自身では動くことができません。

 

地球の自転の力と

上空の風に流されて動いていきます。

 

膨大なエネルギーを持っているくせに

高気圧の中を突っ切ることもできないんです。

(気象庁ホームページより)

 

ですから、高気圧の周りを吹く風とか

上空に吹いている偏西風などに流されて動いていきます。

 

それらの風の動きを読んで、

台風の進路を予測してるんですね。

 

気象庁では台風が日本に近づくと

進路や勢力の予報を頻繁に発表しますので

最新の予報を確認するようにしてくださいね。

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大きさや強さの決め方

「大型で強い台風○号は~」というような言葉

見聞きしたことありますよね。

 

台風の大きさは、前回お話した強風域

(風速15 m/s以上の風が吹いているか

吹く可能性のある範囲)の半径で決まります。

 

半径500km以上800km未満のものを

大型あるいは大きい台風

800km以上のものを

超大型あるいは非常に大きい台風と言います。

(気象庁ガイドブック2018より)

 

超大型の台風ともなると

本州がスッポリ入るくらいの大きさになります。

(気象庁ホームページより)

 

それから台風の強さ。

「強い」とか「猛烈な」っていうのは

何を基準にしてると思いますか?

 

雨の量とか気圧で決めているんじゃないか、

と思われがちなのですが、

実は風速で区分してるんですね。

 

最大風速33 m/s以上44 m/s未満のものを

「強い台風」

44 m/s以上54 m/s未満を

「非常に強い台風」

54 m/s以上を「猛烈な台風」としています。

(気象庁ガイドブック2018より)

何度でも言います!

前回も強調させていただきましたけれど、

台風の中心から離れた地域でも、

災害に見舞われることもあります。

 

台風の中心の位置や、上陸する場所、

いつどこに台風が来るかだけに

注目することは危険です。

 

天気予報で呼びかけている内容に注意し、

早めに備えることを心がけてください。

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