特別警報について~いのちを守って!という願いを込めて

特別警報とは

今回の平成30年7月豪雨では

3日間で11の府県に大雨特別警報が発表されました。

 

気象業務法という法律で特別警報は

「予想される現象が特に異常であるため

重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合に

警告して行う予報」と定義されます。

 

・・・なんだかわかりにくいですね。

 

つまり特別警報は

「あなたが生きているうちに

一度出会うか否かの危機が迫っています!

命の危険が迫っている非常事態です!」という

気象庁の必死の呼びかけだと思ってください。

 

気象庁の発表する情報の切り札なんです。

大雨特別警報とは

特別警報にはいくつか種類があるのですが、

このうち大雨特別警報は

「その地域にとって数十年に一度の降水量」が

ある程度広い範囲に起こっているときに発表されます。

 

実際の運用では、2日くらい続く長雨の場合と

3時間くらいの集中豪雨の場合とに分けて

判断の目安となる雨量などが地域ごとに決められていて

そのような大雨がある程度広い範囲に起こっているときに

「大雨特別警報」が発表されることになります。

 

先週の大雨もそうですが、

やはり、大雨特別警報が発表になった地域では、

至る所で山が崩れ、川があふれ、

たいへんな事態となってしまいます。

(国土交通省ホームページより引用)

 

今回の西日本での災害で、残念なことですが

特別警報というものが、どういう意味を持つのか、

ほんとに実感された方が多かったのではと思います。

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特別じゃなくても

でも特別警報のときだけ

身を守る行動をとればよいということではありません。

 

特別警報が出るのを待っているのもダメです。

 

特別警報がでてから避難するのでは遅いのです。

 

すでに災害が発生している場合もあって、

警報が発表されていても

まだ避難していない人たちに

危機感を伝えるために作られたが

特別警報なんです。

(政府広報オンラインより引用)

 

そもそも警報というものが

「重大な災害がおきるおそれ」があるときに

発表されるものなので、

警報が発表された時点で

気持ちを災害モードに切りかえていただきたいのです。

最善をつくしてください

今はスマホやテレビのデータ放送など

いろんな情報をいろんな手段で

皆さんでも入手できますので、

それができる方はまずご自分で

気象庁の発表する情報や

地元市町村の避難情報などの情報収集に努めてください。

(政府広報オンラインより引用)

 

不要不急の外出を控えたり、

身近な人に警報が出てることを伝えたり、

そういうモードに切り替えて過ごしていただきたいです。

 

そして、さらに特別警報が発表された時は

どうか身を守ることを最優先にしてください。

 

大雨特別警報は「○○県に大雨特別警報」というように

都道府県名をつけて発表されますが

対象となる市町村を絞っています。

 

それを気象庁ホームページなどで調べ

もしお住まいの市町村を対象に発表されていたら

本当に危険な状況だということです。

 

特別警報には、

ご自身や周りの大切な人の命を失わないでほしい、

という願いが込められています。

 

お仕事休めなかったり

日常の生活を捨てて避難するということは、

ほんとに勇気のいる決断だと思いますが、

どうか、一生に一度あるかないかの日が来てしまったのだと思い、

最善の行動をとってください。

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