日本の冬が寒いわけ

暖めてくれているのは・・・

なぜ日本の冬は寒いのでしょう?

その理由を考えるには、

まず何が暖めてくれているか?を

考えませんとね。

 

そう、太陽です。

 

地球は太陽のまわりを一年かけて一周

いわゆる公転をしているわけですが

地球自身も自転をしています。

 

地球が太陽の周りを

公転しているその面に対して

地球の自転軸が傾いているんですね。

 

そのために

私たちのあたる太陽の光の量

つまり太陽から受け取る

エネルギーの量が

一年の間、春夏秋冬で

太陽との位置の関係で

違ってきてしまうのです。

 

ちょっとむずかしいので

地球にいる私たち目線で言うと

昼間の時間が

長くなったり短くなったりしますし

太陽の高さが

高くなったり低くなったりします。

 

冬は昼間の時間が短くなって

太陽の高さも低くなるので

夏に比べ

太陽から受け取るエネルギーが

少なくなってしまいます。

 

だから、気温が下がる

イコール寒くなるということに

なります。

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寒さに追い打ちをかけるもの

放射冷却

雲が少ない時に

地面の熱が

上空に逃げて行ってしまって

地面近くが冷やされることを言います。

 

冬の夜にこの放射冷却が起こると

朝の冷え込みが

いっそう厳しいものになります。

 

寒さを決める将軍?

また、冬の時期

日本の上空には

シベリア高気圧がやってきます。

 

このシベリア高気圧の生まれ故郷は

日本の北西方向にあるシベリア大陸。

 

緯度の高い

北極に近いこの地方では

冬は

太陽から受け取るエネルギーが小さく

放射冷却の効果も加わって

非常に冷たーい

空気のかたまりが作られます。

 

マイナス35℃以下にもなる

冷たく乾燥した空気のかたまり。

それがシベリア高気圧と

呼ばれるものなのです。

 

日本に厳しい冬をもたらし

日本海側に大雪を降らせたりします。

この日本海側の雪については

いずれお話ししますね。

 

シベリア高気圧の強さやコースなどは

毎年違います。

 

それが日本の冬が暖冬になるか

寒さ厳しい冬になるかに影響します。

 

冬将軍という

あだ名がついている

このシベリア高気圧。

 

私は寒がりなので

冬将軍は

元気がない方がうれしいです。

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